ごきげんよう、紫藤ひめり(@come2traveling)です。
十数年ぶりの最強寒波のおかげで部屋の気温は−6℃。お風呂は凍結して蛇口がひねられず、無理やりひねっても給湯器自体が凍ってしまい、極寒の中、お湯が出なくなりました。
その間は最低限のお手入れでしたが、洗顔をどうしようか迷っていたところ、フランス流拭き取り洗顔にたどり着きました。
オイリー肌で、今までの洗顔方法で乾燥や肌荒れを感じたことはなかったのですが、お風呂が凍結してしっかり洗顔をする余裕がなかったので、メイク落としだけで洗顔をしないスキンケアを試してみました。
今回はそのレビューと効果、洗顔不要のクレンジングなどを深掘りします。
この記事を読んで分かることは以下の通りです。
・汚れ落としを徹底することが大事
・本格的な冬に備えた楽々クレンジングの準備がおすすめ
フランス流拭き取り洗顔とは
フランス人は洗顔をしません。
代わりに拭き取り洗顔という方法でスキンケアをしています。
やり方は、クレンジング剤をコットンに染み込ませ、肌に優しく馴染ませていき、汚れが浮いてきたら化粧水で湿らせたコットンで優しく拭き取ります。これだけ。
拭き取り洗顔は汚れを落とすことを重視し、大事な肌の油分や天然保湿成分まで落とさない洗顔方法なのです。
だからパリジェンヌは肌が綺麗な人が多いのね…!
クレンジングのみスキンケアのようす
お風呂が凍結した時に実際に行った4日間のスキンケアレビューをします。
水について
お風呂が凍結しお湯を沸かすことができなかったため、ポットでお湯を沸かし、水でかさ増し&冷ましてぬるま湯をつくりました。
−6℃の環境でのお風呂場はさすがに寒すぎて5分の入浴が限界でしたね。
オイルクレンジングについて
フランスでは、洗顔機能とローション機能が付いたミセラーローションという拭き取り用クレンジング剤が主流です。
本来、拭き取り洗顔はミセラーローションをコットンにかけて肌に馴染ませていきます。
しかし私はオイルクレンジングしか持っていなかったため、クレンジングは馴染ませた後ぬるま湯で洗い流しました。
洗顔していないと若干スキンケアが物足りないような感じもしましたが、我慢です。
洗顔後の乾燥について
洗顔後のスキンケアでは、化粧水とクリームを塗っても顔に乾燥のつっぱり感があったので美容オイルをさらに乗せていました。
また、初日の肌のつっぱり感を考え、2日目と4日目はクレンジング後に導入化粧水、3分間の顔パック、クリームもしました。
おかげで−6℃で超乾燥という環境でも、朝に肌のつっぱり感等はなく、ファンデーションのノリもいつも通りでした。
効果
洗顔をしないことによる乾燥や肌荒れは特にありませんでした。
クレンジングだけはしていたため、毛穴汚れや肌のくすみも特別悪くなったということはなかったです。
ただ、オイルクレンジングを使用したということもあり、乾燥は感じやすかったので、スキンケアは念入りにした方が良さそうです。
総評
時短ですぐにお風呂を終わらせたい方には、クレンジングのみのスキンケアはとても効率的な方法だと思います。
ただ洗顔をしない物足りなさが不安になります。
また、オイルクレンジングは化粧を落とすためのクレンジングのため、かなり強力。
その分肌への負担が大きいため、保湿を念入りにしてあげる必要があります。
入浴後に肌のつっぱりを感じたのはクレンジングの種類によるものかもしれません。
クレンジングだけによる効果は今回は感じることはなかったですが、特別肌が荒れたり乾燥したりと言ったこともなかったので、気軽に試せそう。
逆に肌のくすみや乾燥を感じたらすぐやめましょう。
メイク落としと保湿だけは絶対やろう
どんなに面倒でも、クレンジングは必須。
顔にある余分な皮脂汚れや角質だけでなく、顔についたハウスダストやガスなどの汚れを落とすことを意識することが大切だからです。
それは化粧をしていなくても同じ。
肌の汚れを放置すると、汚れが酸化して黒ずんだり吹き出物ができたりして肌トラブルの原因になってしまいます。
また、クレンジング後のほったらかしは、お肌の水分を逃がし続けるだけなので、保湿をして水分の逃げ場を無くすことが大切です。
洗顔ができない状況であっても、最低限のスキンケアとして、クレンジングと保湿だけは継続して行っていきましょう!
凍結によって寒すぎて雑になったり、肌をこすり過ぎたりしたので、
フランス流のふき取り化粧水があれば良かった、と感じました。
凍結に備えたおすすめクレンジング洗顔
お風呂が凍結したことで痛感した、本格的な冬に備えた方がいいと思ったクレンジングをご紹介。
これらはもちろん普段使いもできるので、冬を越えてから一気に使ってももちろんOKです。
私のおすすめは水を使わなくていいミセラーローション!
凍結に限らず、断水等の災害や、時短したいときに大変役に立ったからです。
W洗顔不要洗顔フォーム
クレンジングと洗顔が一緒になったタイプの洗顔フォーム。
サッサと入浴を終わらせたいときに重宝します。
こちらは拭き取り洗顔ではないので、お湯ですすぐ必要があります。
ナイーブ メイクも落とせる洗顔料
プチプラでも便利なW洗顔不要の洗顔フォーム。
もこもこ、ふわふわとした泡というよりは、クリーミィで生クリームのようなぷるんとした泡で洗顔できます。
ふわっとしたほのかな香りは、リラックス効果に期待。
泡で落とすクレンジングは新鮮でしたが、効果も一般的なクレンジングと変わらず。
クレンジングというよりは洗顔料なので、しっとりもちっとした洗い上がりに。
マンダム ビフェスタ クレンジングバーム
これ一つで【メイク落とし・洗顔・角質ケア・マッサージ・保湿ケア】といった5役と【合成香料・合成着色料・アルコール・パラベン】の4つのフリー処方を備えたクレンジングバーム。
ふたの裏についたスパチュラでバームをすくって肌になじませていきます。
バーム自体はバターのように柔らかく、肌に伸ばしていくと、とろとろと溶け込むため、摩擦軽減に期待できます。
また、汚れとするする馴染み、水とも馴染みやすいため、乳化が早く、すばやいメイク落としが可能。
べたつきにくく、使用後のお肌の触り心地が人気です。
ミセラーローション
こちらは、コットンを使った拭き取り洗顔用のクレンジングローション。
水のようにサラサラしていますが、このタイプのクレンジングは、成分が分離して沈むため、しっかり振ってから使うこと。
マンダム ビフェスタ ミセラー クレンジングウォーター
こちらは日本のクレンジングローション。
コットンで染みこませてふき取るタイプのため、テレビを見ながらクレンジングをすることができます。
手間も時間もかからないため、忙しい朝の洗顔にもおすすめ。
こすらずに落とせる洗浄力に加え、摩擦刺激を抑える成分も配合されています。
化粧水で汚れを落とすため、汚れをコットンでふき取ったら、残った化粧水はそのまま肌になじませてOK。
場所を選ばずにクレンジング、洗顔、化粧水がこれ一本で解決します。
肌荒れ対策用、過剰な皮脂対策用、透明感を引き出す角質と毛穴オフ用、しっかり保湿用の4種類が展開されています。
ラロッシュポゼ ミセラークレンジング ウォーター
こちらは本場、フランスのふき取り洗顔用化粧水。
LA ROCHE-POSAYは敏感肌用の化粧下地がとくに有名ですが、敏感肌用のふき取り洗顔化粧水も展開しています。
水のようにサラッとしたテクスチャで柑橘系のようなさわやかな香りが特徴的です。
「濃いメイクをして、疲れたときはコレ一択」というレビューが多く出るほどの洗浄力。
公式より、忙しい朝のふき取り洗顔にもおすすめとのこと。
お肌のうるおいだけを残し、汚れだけを取り除くミセラー。場所を選ばず、洗浄から保湿までを一気にできる美肌の近道としてフランスで愛用されています。
整肌成分が配合されたフランスの天然水を使用しているため、「使い続けると、うるおい効果を実感しやすい」と、日本でも人気のクレンジング化粧水です。
洗顔しないスキンケアは汚れ落としを徹底して
オイリー肌で、今までの洗顔方法で乾燥や肌荒れを感じたことはなかったのですが、お風呂が凍結したことをきっかけにメイク落としだけで洗顔をしないスキンケアを試してみました。
フランスの拭き取り洗顔同様に、汚れを落とすことに徹底したシンプルなスキンケア、参考にしてみてはいかがでしょうか。
・汚れ落としを徹底することが大事
・本格的な冬に備えた楽々クレンジングの準備がおすすめ