!?…立ち上がれないくらい全身が痛い!!!!!
ごきげんよう、紫藤ひめり(@come2traveling)です。
突然の痛みは、絵を本格的に描き始めて半年後に起きました。
紫藤は神絵師になるために平日1時間、休日5時間くらいイラストを描いていたのですが、全身に痛みが走り、しばらく絵を描くことができなくなってしまったのです。
ここではイラストを練習する方、絵を描いている方向けに注意喚起と試してみた前傾姿勢対策を紹介していこうと思います。
絵描きのみなさん、健康管理には十分に気を付けていきましょう!
傾斜台で姿勢を直し首の痛み対策を!
イラストを描く際に描きにくさや姿勢の悪さを感じることがあります。
その状態を放置していると、作業効率に影響したり、体に痛みを感じたりしてきます。
適度な休憩や姿勢を変えての作業ももちろん大切ですが、長時間作業をするつもりの方は作業環境の見直しをしていく必要があるでしょう。
作業環境と聞くと、机や椅子を買い替えると考える方も多いと思いますが家具の購入は気軽に検討しにくいかもしれません。
そこで、傾斜台の購入することも念頭に置いて見直しを図って見てもよいと思います。
今回は、傾斜台一つで作業効率や姿勢が改善され、お絵かき生活が改良された事例となっているので、ぜひ目を通してみてください。
液タブで首が痛いと感じるまで
私は今までデジタルイラストをスマホや板タブで描いていたのですが、プロとして絵を描いていこうと思ったころから液タブ代わりにiPad proを購入し、練習をしていました。
さすがは液タブ。緻密な描きこみや思い通りの線が引けてとても快適に絵を描き進めることができました。夢中で描き続け、最初の1か月は寝る時間を削って創作活動にのめりこんでいたと思います。
しかし、iPadに乗り換えた直後は姿勢について違和感がありまくりでした。iPadでの作業姿勢は以下の通りです。
・画面に合わせて猫背になりがち。
どちらもパソコン画面を見ながら作業する板タブ時代にはない前傾姿勢です。
私の体はとても繊細だったのでこの姿勢に耐えられず、さっそく当日から背中がじんじんと痛み始めました。
この時の対策としては、やや傾斜台が小さかったため、椅子の高さを変えてみたり、ダンボールなどを積み上げたりして傾斜台の高さを自己流に調整していました。
すると、だんだん痛みも引いてきたのでこの対策は適切だったと誤信し、その後半年間このやり方で絵を描いていくことになるのです。
腰・肩・首周りも痛くなる
背中の痛みがなくなって2か月頃。液タブにも慣れ、制作が楽しいと感じる時期に起きた出来事。
このころも作業後は相変わらず腰は痛かったのですが、液タブのデメリットとして腰痛は有名でしたのであまり気にせず、気休めに体操などをしていたと思います。
しかしある時、腰・背中・首・肩に、じんわりとした痛みが同時に襲い掛かってきました。
今まで肩こりや腰痛とは無縁だったので対策や治し方などは知らず、適度に休めばいい、慣れればいい、という風に考えており、ここでもあまり気にしていませんでしたが、一度に数か所痛くなることはなかったのでびっくりはしていました。
液タブって描きやすい代わりにこんなに代償が大きいのか…なんてのんきなことを考えながらとりあえずシップを貼ったり肩を回したりしていたと思います。
絵を描くと頭が痛くなって立てない・眠れない!
そしてiPad生活から半年が経ちました。その痛みは急に襲ってきます。
夜中、寝返りをうとうとすると、頭痛で目が覚めます。
首まわりや腰と同じようなじんじんとした痛みです。
私の場合は少し頭を動かすと耳の裏の頭部に激痛が走り、まともに寝ることができなくなりました。
朝、起き上がろうとしても頭が痛くて動かせません。無理やり起き上がると頭が重く感じていました。
そして全身も腰・首・背中・肩を中心にバキバキに痛みが走り、立ち上がることも精一杯。
この時初めて病院に行かなきゃ…と感じた時でした。
朝起きても寝不足と痛みで疲れが取れない、首と肩が痛くて絵もまともに描けない、といった日常生活に支障をきたしまくりました。
全身が痛すぎてしばらく絵が描けなかったので、その間はブログを書きまくることしかできなかったです。
が、それでも週末になるまで病院には行かず、ずっと痛みに耐えながら仕事に行ってました。今思うと変なところで我慢強いと思います。
ストレートネックと診断、姿勢改善のきっかけに
5日間の激痛に耐え、病院へ。ストレートネックと診断されました。
レントゲンを見ると、見事に逆カーブした長い首の骨を見ることができました。
ストレートネックといえばスマホを使う若者がなる症状だと思っていたのでまさか絵の練習でなるなんて…と衝撃。
痛みを悪化させたくないなら以下のことを守れ、とのこと。
・首をあたためること
・痛い部分をマッサージしないこと
・首を回さないこと
確かに、骨の変形なのにマッサージしても何も変わるわけないよね…と思いました。
「若いから何とかなるでしょう」と痛み止めだけをもらって帰されました。
年齢が上がるほど、骨の変形や痛みは治りにくいとのことでしたので、首を労わって生活していこうと決心した日でした。
液タブ向けの傾斜台を購入
しばらく絵が描けないというショックは大きかったのですが、絶対またiPadで絵を描いてやる!という気持ちでとりあえず作業環境の見直しを図りました。
そこで、傾斜台に目をつけました。
ストレートネック対策になりそうな傾斜台を求めて、私の購入基準は以下の通りに定めました。
→ストレートネック対策のため
・板面に腕を置いて作業ができる。
→腕が疲れないようにするため
この二つの基準を叶えてくれる傾斜台を狙ってAmazonや楽天で検索をかけまくりました。
ストレートネック対策はもちろんのこと、効率を上げるためにも、作業台は広い方がいいと思います。
そして購入した商品がこちらのブックスタンドです。
板面が大きく、調整がしやすいということで先述の希望が叶うと思い、多少お値段は張りますが購入してみました。
当時は2色のカラーバリエーションがあったので、白を購入しました。
お値段相応のものとはこのことか、という快適さを手に入れました。
傾斜台一つで作業環境がガラリと変わり、随分と使いやすくなりました。
特徴や使用感はこちらの記事をご覧ください。
まとめ
・背中、首が痛くなり始めたら早めの対処をしていこう。
・傾斜台は惜しまずいいものを買うべき。
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それでは。